多くの企業には、普段よりも仕事が忙しくなる繁忙期と、仕事があまりない閑散期があります。繁忙期は仕事が大変であり、負担はかかりますが収入に影響してくるのも魅力です。逆に、閑散期は休みは比較的取りやすいかもしれませんが、収入が減ってしまい不安になる方もいるでしょう。
塗装業などの建設・土木業界では、このあたりの事情はどうなっているのでしょうか。
一般的に、建設業界の繁忙期とされているのは、9月末や3月末です。
これらの時期は決算月にあたるため、公共工事や法人向けの工事など、
決算前に終わらせたい(予算を使いたい)工事が集中するためです。
一方、繫忙期明けの4月~6月は、新年度に入ったばかりで工事の予算編成が済んでいないこともあり、工事の発注が少なく閑散期になりやすいのです。
ただし、どの会社でも同じというわけではありません。
たとえば、設計は工事全体の最初に行われる仕事ですし、ガス管・水道関係のような地下の仕事は地上の仕事より先に行われます。
こういった工事を専門に扱う会社では、ほかの会社よりも少し早く繁忙期が来ることも多いのです。さらに、屋外での工事を手掛ける会社は、梅雨や台風の季節だと仕事が少ないこともあります。
では、弊社㈲ケーエス・アイ塗装工芸ではどうでしょうか。
弊社はありがたいことに、一年通して仕事があります。
もちろん、ずっと忙しくバタバタしているわけではありませんが、
比較的ずっと動いています。
塗装業は基本外仕事です。
内装工事や洗浄工事が無い限りは施工はできません。
繁忙期はやはり春先。少し暖かくなってきてからの工事が多いです。
この春先から梅雨前にかけての仕事は毎年多いです。
梅雨の時期は悪天候により足場の解体が伸びてしまったりするためそこを避けるお客様が多いです。
中には足場はずっとかかっていても良いというお客様がいたり、会社によっては梅雨の時期に多少金額を値引きして仕事につなげたりしています。
また、お盆明けから台風の時期の手前までも忙しくなります。
やはり皆様が心配されるのは台風です。
足場がかかっているため、風に煽られて倒れるんではないか、悪天候で工事が進まないのではないかといった意見も良く耳にします。
たしかにそれは塗装業を営んでいる身としても心配です。
雨に関しては仕方ありませんが、風の対策はしっかりとさせていただきます。
足場周りにかかっているメッシュシートを畳んだり、壁あてをしっかりと閉めたりといった対策を行います。
また塗装の段取りも週間の天気を伺いながら施工させていただいたりしています。
日本には四季がありますので、塗装業を含む外仕事は様々な影響を受けますが、うまく対処して仕事に励んでいます。
また、弊社独自での繁忙期は一例として4月~5月、6月後半~7月、
8月後半~年末、2月~3月がメインになります。
年度やウイルスの蔓延、例外や多少の前後はあります。
閑散期というとその年によってかなり時期は変動します。
しかし基本、お盆前はそこまで忙しくないというのは事実です。
もちろん、年末年始も基本お仕事はありません。
今現在はありがたいことに多数のご依頼をいただいておりますが
今後どのようになっていくかはわかりません。
お客様からの信頼、元請け様からの信頼を裏切らないよう、
弊社従業員一同努力して参りますので、何卒宜しくお願い致します。