塗装工事の一連の流れとは…

皆さんこんにちは。

有限会社 ケーエス・アイ塗装工芸です。

しばしブログの投稿が無く、申し訳ありません。

ホームページ作成のシステム更新及び担当者変更の為、

投稿が滞っておりました。


さて、今回の議題は「塗装工事の一連の流れ」についてです。

一概に塗装工事と言っても、規模や大きさ、種類や使う塗料によっても色々と変わってきます。

本日は戸建ての一般住宅での流れをご紹介いたします。


最初に皆様は

「塗装業者ってどうやって選べばいいんだろう」

「どのタイミングで塗装すればいいんだろう」

「どこまで塗装すればいいんだろう」

このような疑問が浮かんでくるかと思います。

私も持ち家があり、塗装屋をしていなければそのような疑問が浮かんでくると思います。

信頼できる業者で抜かりなく施工してくれる業者が良いと思います。

そこでひとつの選択肢が『ちいき新聞』です。

ちいき新聞は各ちいきによっても異なるかと思いますが、

ちいき密着型で、何社かを比べることができます。

それぞれの会社担当者と話し、見積もりをすることができます。

弊社も、ちいき新聞に載せておりますのでこちらも併せてご確認いただけると幸いです。

弊社では、点検・見積もりは無料で行っています。

仮に塗装をしなくても、しつこい営業等は一切行いませんのでご安心頂ければと思います。


点検・見積もりとは、一度塗装をお考えの場所に伺わせていただき、傷み具合や雨漏りがないかの確認、どの部分を塗装するかのご相談をさせていただきます。その後弊社にてお見積りさせていただき、後日お持ちするという流れです。

点検・見積もりをしたからと言ってすぐに決断しなければいけないということもありませんので、ゆっくり考えていただければと思います。


その結果弊社にて塗装を決断いただけた方は塗装工事の日程のご相談になります。


今回は屋根塗装・外壁塗装・雨樋塗装・破風塗装・雨戸塗装・軒天塗装・

外構部(塀)塗装を例にあげてご説明いたします。



足場の組み立てが終わりましたら、塗装工事です。





まずは、外部洗浄です。

屋根・外壁・雨樋・サッシ周りなど、家全体を高圧洗浄させていただきます。

家の外部、特に手の届かない場所は砂やほこりが溜まっていますので、

あわせて洗浄します。

洗浄は基本1日で完了します。



洗浄が終わると、塗装工事に入ります。

最初に、➀下地処理です。

外壁にヒビが入っているところの補修や、雨樋や破風など塗装する箇所はスコッチで削る(塗装前に傷をつける)作業です。


次に➁養生です。

養生とは塗装しない部分や、汚したくない場所、汚してはいけない場所にビニールをはり、隠す作業です。

例えば、窓回りや玄関ドア、バルコニーの床、家回りの床などです。

この際に場合によっては窓の開け閉めが出来なくなることがあります。

その時は塗装担当者とのご相談になります。

開閉の希望等ありましたら何なりとお申し付けください。


次に➂屋根塗装です。

屋根の種類によっても多少異なりますが、

下塗り・上塗り1回目・上塗り2回目と3回塗りさせていただきます。

施工の中で、ひび割れの補修や縁切り作業も行います。


続いて、➃付帯部の塗装です。

雨樋や破風、笠木や手すりなど塗装する場所の1回目の塗装です。

外壁の塗装がまだの為、細かいところまで塗装できます。

付帯部1回目の塗装が終わったら、養生です。

乾き次第ビニールで隠していきます。


ある程度隠したら、➄軒天塗装です。

軒天の塗装は上塗りを2回塗装致します。

軒天も乾き次第養生です。


ここまでの流れで、外壁の塗装をする際にはほとんどの場所がビニールで隠れることになります。


少々息が詰まるようなかたちになりますが、ご了承いただければと思います。



そして、➅外壁の塗装です。

下塗り・上塗り1回目・上塗り2回目と3回塗りです。

材料の種類も様々で、外壁の種類や予算に合わせてご相談になります。


外壁の塗装が終わりましたら、ほぼ全ての養生(ビニール)をはがします。


ここで『やっと解放された感覚になる』というお客様が多いです($・・)/~~~


養生をはがしたら、➆付帯部の2回目の塗装です。

再度、雨樋・破風、笠木や手すりなど、外壁の塗装前に塗ったところを

塗装します。

仕上げの塗装は、外壁も仕上がっているため、細部まで慎重に塗装しなければいけません。

かなり気を遣う施工になり、1回目の塗装よりも時間がかかります。


付帯部2回目の塗装が完了したら、➇雨戸塗装です。

雨戸は下塗り(錆が出ていることが多い為)上塗り1回目・上塗り2回目です。

雨戸の塗装時も、汚してはいけない箇所が多い為、慎重に行う作業です。

この日は雨戸を開けることが出来なくなる可能性があります。


建物がある程度決まりましたら、➈外構部(塀)の塗装です。

外構部も凹凸や素材に合わせて施工致します。

痛みが激しい場合は下地処理を行い、

下塗り・上塗り1回目・上塗り2回目の3回塗りです。


外構部(塀)に関しては、前日の夜に雨が降ったり、

当日の明け方に雨が降ってしまうと、塗装が困難になることがあります。

(基本的にもろに雨水を受け、染み込んで乾いていないことが多い為)



外構部(塀)の塗装が終わりましたら、➉最終チェックです。

建物から外構部まで、すべてもう一度見回り・確認作業です。

塗装した部分にモレが無いか、塗装していない部分に塗料の飛散が無いか、

確認し、手直し・掃除を行います。


終了したら、弊社の管理者が現場へ向かい、ダブルチェックし、

塗装工事は完工となります。


足場の解体をして工事完了です。




今回はあくまでひとつの例としてご紹介させていただきました。

施工内容は変わったり、順番が前後したりしますのでご了承ください。

また、今回は触れませんでしたが、化粧胴差や水切り、濡れ縁や

シャッターボックス、物干し金物や換気フードなども素材や予算に合わせて

塗装することができます。

点検・見積もりの際にお気軽にお申し付けください。

また、塗装工事中にお気づきのことがありましたら、

塗装施工者にお伝えいただければと思います。




塗装屋さんは国内に約17,000社の会社、90,000人近くの方が働いているといわれています。

塗装屋さんによってやり方も材料も違うと思います。

会社の近さで選ぶ方もたくさんいらっしゃいますが、

色々なことを考慮して、会社を選んでいただければと思います。

今回の投稿が少しでも皆様の参考になることを祈っています。



長文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


総業50年以上続いている地元(千葉県)中心の弊社にも、

是非一度お気軽にご連絡ください!